パタヤで初めて寿司を食べた。
今までは寿司を食べたくなったらシラチャまで足を運んでいた。
パタヤで日本食は期待できないという思い込みもあって試そうともしなかった。
Sushi HANZO。
外観も綺麗で、どうぞとカウンターに通され心が踊る。
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タイ人の大将は見るからに寡黙で優しく、日本の寿司職人そのものといった印象だ。カウター越しに仕度されたなまな板や道具をみて、また期待値が上がった。
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早速アオリイカ、イクラ、ホッキ貝、あじ、ホタテ、金目鯛…と好きなものを頼んだ。
身を丁寧に切って、やや小ぶりの赤シャリで握るさまには見入ってしまう。その場でタレや柚子を削っては、どうぞと出してくれる。
カウンターに醤油は用意されていない。
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ネタの新鮮さはもちろんだが、ふわっと上品に広がる赤シャリとタレの程良い感じに、美味しいの一言。
金目鯛は軽く炙って塩でいただく、何とも絶妙な具合。
大将はカタコトの日本語で、主に英語で話しかけてくれる。会話がはずんでくると、
「お新香、良かったらどうぞ」と、「マグロのカマ、良かったらどうぞ」と炙ってサービスしてくれ、気遣いが本当に温かい。
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山葵、ガリ、ゆず、スダチ、大根、そしてネタのほとんどは日本から仕入れている。
追加に甘海老を注文すると、「そのネタは新鮮じゃないから。(おすすめしません)」と言ってくれる。本当はネタが切れていたのかもしれないけど、こういう表現が出来るタイ人ってなかなかいないと思う。とても好印象だ。
逆におすすめを尋ねると、「コハダが良いです」とのこと。パタヤでコハダが食べられるとは思わなかったので喜んで握ってもらった。酢締めの具合が丁度良かった。
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この日は急遽、お寿司を食べることにしたので席だけ予約した。
おまかせの場合は要予約で1990Baht。次回は、是非ともいただきたい。
これからはパタヤで美味しいお寿司が食べられる!
Sushi HANZOを知り、パタヤのポイントがかなり上がった夜になった。